群馬サファリに行った話

2001年5月20日に思い立って群馬サファリパークに行って来ました。
なんでいきなりって、サファリに行くんじゃなくて、そこでやっているイベントの大型猫科動物の赤ちゃんと写真が撮れる、というやつにどーしても参加したかったのです。なぜなら、ライオンや虎の赤ちゃんを抱き上げてみたいというのは、んがおRの子供の頃からの夢だったからです。
冷静に考えれば、観光客のオモチャにされてストレスがたまる赤ちゃんたちが可哀想というのは重々わかるのですが、そんなことは、30ん年も思い描いて来た夢のまえには消し飛んでしまいます。ええ、そうですとも、夢のためなら自然保護など一時お預け、オーストラリアに行けたなら、コアラだって抱いてやる。
きっかけはテレビCMで、朝のCMを見て行きたいと騒いだRに応えてダンナがサファリパークに電話すると、なんとその日の動物の赤ちゃんはホワイトタイガーだってか。
これが行かずにおらりょうか。
すぐに自動車に飛び乗り、一路群馬をめざします。
群馬と言っても、我々の住む場所からは遠い方の群馬でして、ちょっと時間がかかったけどね。それでもお昼には着いて、インターの料金所のおじさんの言うとおり右、右、右と三回曲がってサファリに着きました。
そのまま駐車料金300円を払って駐車して、さて、サファリに入るのに一人2600円払わないといけないな、と思っていたら、サファリに隣接する遊園地(入園無料)にイベントコーナーがありました。
インドネシアフェスティバルというイベントでして、動物の赤ちゃんたちはインドネシアから連れてこられたらしいです。ちょうどお昼で動物のお休みタイムだったので、待つこと15分。順番にして2番目で写真を撮れることになりました。
スタンバイしている動物は、虎、ホワイトタイガー、豹の3匹。惜しいことにもう赤ちゃんとは言えず、それぞれ柴犬くらいの大きさになっています。
我々の前の一番目のカップルが1枚だけじゃなくてもいいかと訪ねたところOKとの返事。そのカップルはホワイトタイガーと豹と一緒に写真を撮ったのですが、そこはんがおRです。このチャンスに全部と写真をとらずにどうしよう、ということで3枚お願いしました。
一枚500円なり。
ホワイトタイガーは、2月生まれの女の子でずっと寝てました。なんか薬でものまされているのかと思うくらいおとなしかったです。インドネシア人と思われるスタッフが横にすわらせて両手をひざに乗せてくれて、アゴを持ってと指示します。セイ・チーズ。
それから豹。こいつが待っているときから入っているケージを動かすくらい元気なヤツでして、さすが12月生まれの一番年上の男の子です。
同じようにポーズをつけてくれたところ、なんと、私の膝をジーンズの上からガジガジと咬んでくれました。もちろん子供のこと、全然痛くなかったのですが、スタッフの慌てたこと慌てたこと。
写真を撮ってくれた女の子もさすがに咬まれた写真はマズかろうと思ったらしくもう一枚サービスしてくれました。ラッキーです。
で、虎。虎は1月生まれの男の子で、直前でぐっすり寝ていたところを起こされて、ものすごく不機嫌でした。がおがお吠えるはスタッフに襲いかかるわ。見ていても怖くて、こいつを抱いて写真撮るのか、と思っていたら、少し離れたところに虎が座る場所をセッティングしてくれました。おかげでかじられずにすみました。
すっかり目的が終了したので、遊園地でソフトクリームを食べて、高かったのでダチョウの串焼きのランチはやめてハンバーガーのお昼を食べて、100円で見れるレッサーパンダを見て、サファリに行かずに帰って来ました。おいおい、なんのためのサファリだ。こーゆうことしているから、自分勝手だって言われるんだ。
でも、自分は自分なりに満足でした。
帰りに湯沢で『駒子の湯』という立ち寄り湯に寄って、とりあえず疲れは癒しました。
下は、夢の猛獣とのスリーショット写真です。

ホワイトタイガーです。クタンとしています。
スマトラタイガーです。耳、寝てます。めいっばい怒った顔してます。
豹に咬まれた図です。咬んでます。咬んでます。


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